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当サロン設立の経緯

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 同じ透析患者でもバスキュラーアクセスはその日によって変わることを実感します。バスキュラーアクセスについて気軽に質問できる環境がない場合は、経験があってもバスキュラーアクセスが難解なものになり、日々の業務に少なからずストレスを感じてしまう方もいます。

 しかし、エコーを通じて普段はできない他施設や他職種の仲間達と意見を交換することで、一人では気づかなかった「新しい知識」や「豊かな経験」を得ることができます。いままで考えもしない、またはできないと思っていたことに、一歩踏み出す“力”も湧いてきます。時には、失敗や反省という試練もあるでしょうが、“勇気”を出して前に進むあなたは、明らかに以前とは違う自分に気づくはずです。

 そんな環境を提供したいと願い、Vascular Access Echo Online-Salonを始めました。当コミュニティは、安全なオンライン環境で、様々なトピックを通してお互いに交流いただける場をご提供します。信頼性の高いプラットフォームとホストがあなたのスキルアップを応援します。

Vascular Access Echo Online-Salon
ホスト紹介

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小林大樹

関西ろうさい病院 中央検査部

バスキュラーアクセス超音波研究会(世話人)
超音波検査士

皆様へのメッセージ

 この度、バスキュラーアクセスのオンラインサロンを開設いたしました。
 私がシャントエコーを始めた約25年前は、周囲に相談できる環境が無く、「あーでもない、こーでもない」と悩みながら、色んなことにチャレンジしてきました。一方で腹部エコーは、教科書があったり、周囲にベテラン技師がいたり、効率よく勉強できる環境にあったので、どんどん技術が向上していきました。つまり、環境は人を変化させます。そして、大きく技術が向上します。
 狭い空間かもしれませんが、何でも話せるアットホームな環境を、このサロンで作っていきたいと考えています。やる気のスイッチがONになった時が、学習を始める時です。ぜひ一緒に前に進んでいきましょう。
 何でも、ご質問ください。私の技術や経験から、可能な限りお答えします。そして、サロンという距離感が近い状態で、普段の講演会では言えないような裏技も披露できるかも!?どうぞ、ご期待ください。

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木船和弥

東葛クリニック病院 臨床工学部

血管診療技師(CVT)

皆様へのメッセージ

 私がエコーを穿刺に使い始めたのは自らではなく院長からの指導で2005年からです。当初は、エコーを使うからうまくいく穿刺も難しくなると思って、半ば避けていました。そんな状況から真剣に取り組むことになったきっかけが、部下の穿刺がうまく行かずに穿刺を代わった時でした。部下の手が氷のように冷たく、顔色が真っ青、冷や汗が床にこぼれ落ちていた状況を見て、ストレスを少しでも減らせないかと思いトライするようになりました。

 穿刺での悩みは人それぞれですから、よくある画一的なセミナーやテキストでは何も答えが出ないと諦めていた方に向けて開設したのが当サロンです。ホストだけでなくサロンメンバーも一緒に考え、共に成長していくことを主眼にしています。いま、ご自身の職場を見渡して、穿刺業務の負担をエコーで少しでも軽くしたい思った時が、学ぶタイミングです。

 ぜひ一緒に、勇気を持って前に進んでいきましょう。

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